台湾の街中のカラフルでかわいい繁体字を観察してみた

IMG_7916

興味ない人からしたら変人の域なのかもしれませんが、私は繁体字がびっしり並んでいるのを見るのが大好きです。特に上の写真みたいなカラフルな食べ物のメニューが並んでいるのを見るとテンションが上がります。多分日本好きな台湾人がひらがなをかっこいいと思うのと同じ感覚なんだろうなと思います。

今日は台湾の街中の繁体字に注目しながら2016年GWの旅の写真を振り返ってみたいと思います。

 

繁体字と台湾の中国語について

繁体字(はんたいじ、繁體字拼音fántǐzì)または正体字(せいたいじ、正體字拼音zhèngtǐzì)は、中国語において、系統的な簡略化(簡化)を経ていない筆画が多い漢字字体を指す。特に中華人民共和国の一連の「文字改革」政策による簡体字(簡化字)との対比によりこう呼ぶ。現在では主に中華民国統治下の台湾のほか、中華人民共和国の特別行政区である香港マカオで使用され、中華圏外の華人コミュニティーでも見られる。日本でいう「旧字体」に近いが同じではない。字体や用字法は地域ごとに異なる点が見られ、1980年代以降、それ以前に活字でよく見られた字体よりも筆写体に近づいたものが規範とされる。

–  Wikipedia 繁体字のページから引用

 

私も台湾に行くまで恥ずかしながら中国大陸の中国語との差はよく分かってませんでした。

実家に帰った時、母に「この前、高雄で初めて台湾語を聞いたよ!中国語と全然響きが違ってびっくりした!」と話すと「え?台湾語の教室に通ってるんじゃなかったの?」と返ってきたので、台湾の公用語は台湾語だと思っている日本人もすごく多いと思います。

台湾の公用語は、日本で「中国語」と呼ばれている北京語と基本的には同じです。上記の引用の通り繁体字と簡体字の違いがあったり、台湾独自の言い回しや単語、発音に違いがあります。

一方台湾語は方言のような立ち位置で、高齢者や南部の人を中心に使用されています。中国語とは全然違うものです。

声調が4つある中国語に対して台湾語は7つもあって、日本人が学習するにはレベルが高すぎます…中国語がペラペラな私の従姉も台湾語はさっぱり分からないと言っていました。

日本では台湾の中国語のことを「台湾華語」と呼ぶのですが「台湾語」と似てるので、日本人にとって分かりづらくしている原因な気がします。台湾では「台湾華語」ではなく「國語」と呼びます。

私は台湾らしい表現にこだわった中国語教室で繁体字で中国語を習っているのですが、同じクラスの人たちに「日本で見かける中国語は簡体字がほとんどだから、簡体字もちょっと読めたほうがいいかなと思う時があるんですよー」とか話していたら、「簡体字なんて形が崩れてるから勉強する必要なくない?」「台湾でしか使わないと思うから簡体字は別に…」という見事な簡体字否定派の意見ばかり返ってきました。笑

 

繁体字に注目しながら旅行を振り返ってみる

前置きが長くなってしまいましたが、2016年GWの旅の写真を振り返ってみたいと思います!

IMG_8008

台南の府中街でみかけたグリーンに覆われた「鹹冰棒」の看板。

鹹冰棒ってアイスキャンデーのことっぽいけれど、鹹=塩味だからしょっぱいのかな?看板の佇まいが気に入っただけで買ってないので不明です。鹹とか鹽の「※部分」は細かすぎてPC上だと潰れてみえますね…笑

IMG_7979

台湾あるあるな、廟と電光掲示板の組み合わせ。これは台南の天壇です。

初めて見た時はせっかくの廟のデザインが台無し…と思ったけれど、だんだん慣れてきて電光掲示板も込みで台湾らしい風景だと思うようになってきました。これって参拝の仕方とかが表示されてるのかな?難しい繁体字がドットで表現されているのがすごいな〜と見とれてしまいます。

IMG_8244

初めて見た時ギョッとした夜市のドリンク屋さんの青蛙下蛋。

青蛙下蛋=カエルの生んだ卵…タピオカやチアシードがカエルの卵っぽいからって何もそんな名前にしなくても…だいたい中国語で卵が蛋(ダン dan4)なのも字面が美味しくなさそうで違和感あります。◯◯加鮮奶は本物の牛乳入りってことですね。普通のタピオカミルクティーなどのミルクは粉ミルクのことが多いので鮮奶は嬉しいです。

IMG_8187

越南(ユエナン yue4 nan2)=ベトナムです。

台湾のベトナム料理、食べたことないけど美味しそう。この看板のフォント、よく見かける気がします。「食」の最後がクルッとしていて可愛い。

IMG_8248

私の大好きな寧夏夜市!

初めて行った夜市ということで印象深いのもありますが、美味しいものがたくさんで大好きです!次回の台湾では寧夏夜市完全食べ歩きレポができたらいいなと考えています。繁体字観察するなら夜市が一番楽しいです。

IMG_8251

この時は有名店、方家で鶏肉飯と魯肉飯。どっちも美味しい!

こうやって見ていたら、黄色地に赤の文字がすごく多いですね。日本だと激しすぎる組み合わせだからあまり見ないかも。テーブルのメニューの「方家鶏肉飯」の文字の丸っこいかわいいフォントもよく使われている気がします。

IMG_8250

寧夏夜市の終わりあたりにあってセットで行くのがお決まりな小北百貨!

日用品が多めですが、この店舗はお土産向きのものもたくさん売っていて観光客も楽しめます。小北百貨は南部のほうがたくさんチェーン展開してるのですが、高雄の店舗はどこも店頭の看板やポップの表記が大阪のスーパー玉出並みに激しかった…変な日本語が書かれている商品ウォッチングにも最適な場所です(?)

IMG_8321

五分埔(ウーフェンプー wu3 fen1 pu3)は饒河街夜市の近くにある服飾問屋街です。

卸値の服や前のシーズンの衣類が山積みで売っているカオスな問屋街です。文字の周りに電飾が付いている看板のデザインが可愛い。

 

繁体字萌えな方におすすめの書籍

長くなってしまいましたがいかがでしたか?

「私もカラフルでポップな書体の繁体字好き!」というマニアックな方におすすめしたいのが、台湾のレトロな繁体字看板や可愛くデザインされた繁体字のフォントをひたすら紹介している「タイポさんぽ 台湾をゆく:路上の文字観察」という本です。

この本を見ていると「こんなのあった?」というものから「これ見たことあるけどこの部分には注目してなかった!」というような細かすぎるところにまで踏み込んでいて繁体字好きにはたまらない本です。私も次回の台湾では更にアンテナを張って可愛くておもしろい繁体字を探してこようと思います!

このエントリーをはてなブックマークに追加

その他のおすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。